基本情報技術者試験に合格したら、次は応用情報技術者試験を目指しましょう。
文系出身の私も独学で応用情報技術者に合格しています。
応用情報技術者試験を独学で合格するにはどのくらいの勉強時間が必要になるのか、
どの参考書を利用してどんな勉強方法で勉強をしたか。
独学で応用情報に合格した勉強方法、オススメ参考書をお伝えします。
応用情報技術者を取るメリットとその扱い
応用情報技術者を取得するメリットは企業間の競争優位
応用情報を持っていると何かできる、とか持っていないと何かできないということはない。
今後のシステム開発案件の競争入札による条件に加わってきたり、
加味されたりすることが十分考えられます。
会社側からすると、資格取得者を増やすことは会社の実力を高めることであり、
同じような企業と比較されたときには、
社員のIPA資格取得数が勝負の材料になりうるのです。
そのため、会社としても資格取得は是非行ってもらいたいことです。
応用情報技術者試験を取得すれば評価につながったり、
大きく報奨金を出す会社も少なくないです。
高度情報処理技術者試験の午前I試験をパスできる
応用情報技術者試験に合格すると、
応用情報の上に位置づけされている、各高度試験の午前Ⅰ試験を
2年間免除して受験することができます。
午前I対策を全くしなくて良いので、今後も資格を取得する場合には
この免除期間を有効活用しましょう。
応用情報技術者試験の合格率と難易度について
応用情報技術者試験の合格率は大体20%前後で、
基本情報技術者試験に比べると合格率は若干少なくなっています。
基本情報技術者試験に比べると受験者数も少なく、難しく感じると思います。
基本情報技術者試験を受験する方はまず「基本情報技術者試験に独学で受かった勉強方法、おすすめの参考書、本の紹介。」を見てください。
文系出身だろうが、独学だろうが合格できます。
勉強時間を確保しましょう。
合格した人が利用した参考書を愚直にやり続けるだけで合格できます。
参考書の紹介は後程。
応用情報技術者試験に独学で合格するのに必要な勉強時間目安
基本情報技術者試験に合格した人でも
応用情報技術者試験を独学で合格するなら更に150~200時間は勉強時間を確保しましょう。
私の場合は学習時間200時間を目標とし、以下のように計画しました。
平日 1週間合計で3時間
土日祝日 1週間合計で5時間
1週間合計の勉強時間は8時間
半年(25週間)で200時間の勉強時間になる計算です。
応用情報技術者試験の勉強をし続けるのはしんどいので、休むことも必要です。
ただし、休み続けると勉強をしなくなるので、休みは必ず制限しましょう。
応用情報技術者試験を独学で合格するためにスケジュール、勉強時間を意識
カレンダーや手帳を持っているなら
200時間を応用情報技術者試験の受験までに割り振ってみてください。
そして、実際に勉強した時間を記入していきましょう。
予定時間と、実績時間を記入するのです。
もし予定に達していないなら、どこかでカバーする必要性、
またはスケジュールを考え直すことが必要になります。
勉強して自分がどのレベルにいるのか、というところは点数でしか測れません。
目安の時間を設定し、目標時間に向けて勉強し、時間を積み上げることで
自分の成長度を測ってみるのもおすすめです。
ただ長時間やればいいわけではなく、しっかり1つ1つ理解をしてください。
独学で応用情報試験に受かるためには環境をつくること
応用情報技術者試験に対し勉強する空間、場所を見つけるからまず始めてほしい。
図書館や喫茶店に行き、勉強しないといけない空気を作ろう。
時間があるのに家にいても勉強できない人は、絶対に外に出よう。
応用情報技術者の勉強は参考書とノートだけあれば十分です。
応用情報技術者に受かるためのオススメの参考書を紹介します!
独学で応用情報に合格するのに利用した参考書と勉強方法
文系の私が独学で合格した際に利用したおすすめの参考書は3つ。
応用情報技術者試験の問題と解説がセットになった参考書
平成29年度【秋期】応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
3つ見てほしい、といいましたが他2冊の参考書使わなくても
この「応用情報技術者パーフェクトラーニング過去問題集」
さえしっかり取り組めば独学でも十分に合格できるでしょう。
やはり過去問は一番時間をかけてやるべきです。
解説もしっかりしているのが文系出身の私にはありがたい。
繰り返し解いて、解らないところがなくなるまで解きましょう。
間違った問題はリストアップして、再確認を必ずすること!
そして必ず見直しするようにしてください。
反復して確認することで覚えることができます。
応用情報技術者試験の午後問題は
11問から5問を選ぶ選択式です。
自分の得意な分野、苦手な分野は理解しておいた方がいいです。
午後試験の際は得意な分野から取り組んでいきましょう。
極端な話をすると、得意な分野が解っていて、何を選ぶか決めるなら
苦手な分野はそこまで力を入れる必要はありません。
苦手な分野は午前を突破できるレベルになっていればいいでしょう。
応用情報に独学で合格したオススメ参考書「ポケットスタディ」
独学で応用情報に合格するためのオススメ参考書「合格教本」
この本は本当に参考書そのもの。
応用情報の過去問を解いて、解説を見てもピンとこない場合には
この本でしっかりと理解を深めてほしい。
応用情報の上に位置する高度試験でも、応用情報レベルの問題が出るので
この合格教本が一番長く使える参考書かも。
索引がついているので、応用情報技術者試験を勉強している途中で
解らない単語が出てきた際に調べるのに重宝します。
解らないことはそのまま放置しないようにしましょう。
ネットでもいいので、必ず解らないことを調べる癖をつけてください。
応用情報技術者試験に独学で合格するため勉強法まとめ
応用情報技術者試験合格に向けた勉強方法として、
最大で3つの参考書を利用して効率よく進める。
・優先的に過去問を解き進める。
・空いた時間はポケットスタディで
理解の浅いところを中心に少しでも読む。
・詳細を理解したいところは合格教本を使う。
私は3冊購入し実践、無事独学で合格しましたが、
最低限、過去問題集さえあれば合格できると思う。
試験当日に気をつけたいことについては
この記事の下の方にまとめてあるので気になる方はチェックしてくださいね。
コメント